異常オッズを武器にする理由

競馬の予想法は本当にバラエティーに富んでいます。
タイムや過去実績を重視した堅実なものから、血統、調教など馬そのものにフォーカスを当てたもの、ちょっとオカルトチックなサイン競馬まで、実に多様です。

その中でもオッズ競馬は、主流になれないちょっとマイナーな予想法です。
オッズ競馬が主流派になれない最大の理由は、「オッズ競馬の歴史」にあるように、タイム理論のような軸となる考え方がなく、個々人の研究によっているところがあります。

なにより、オッズ競馬を本格的にはじめる場合、パソコンが必須になります。
オッズ競馬は、リアルタイムで更新され続けるオッズを分析するため、単勝から三連単をふくめた手計算ではとても追いつかないデータを扱う必要があるためです。

なぜ、異常オッズを使っているのか?

オッズの分析法には、オッズの構造や分布に注目した「分布論」と、関係者によるインサイダー投票による「異常オッズ」の2種類があります。

では、なんで我々シンドロームが「異常オッズ」を予想の中心に据えているのでしょうか? 理由は単純です。

勝てるからです!

ものすごく単純な理由ですね。
確かに趣味として、娯楽としての側面も競馬にはありますが、やはり勝ってるからいろいろな余裕が生まれ、楽しめると思います。

負け続けて楽しいと言い切れる人は、残念ながら我々のまわりにはいません。
もちろん、勝つ幅には個人差があり、トントンでも十分に楽しめるという会員さんもいます。しかし、彼は30年の競馬人生で、年間収支がプラスになっていることはほとんどなく、シンドロームを使っていればちょっとでもプラス収支になるので、楽しく競馬ができると言い切ります。

シンドロームの公式サイトで、こういう書き方をすると、

「なに話を盛ってるんだ?」
「セールストークだろ?」

こういう感想を持たれる方も多いと思います。
実際、私もスマホアプリなど別分野の製品を探すときに、いいことしか書いてないと話を作っているようにしか見えません。

なので、最初にお断りしますが、「シンドロームを使えば必ず勝てるわけではありません」。勝てる月もあれば勝てない月もありますし、個人差もあります。

でも、年間収支はプラスに持っていけます。
では一般的に利用されている予想法との違いはどこにあるのでしょうか?

一般的な予想法との比較

きちんと検証データが出せるものでないと、比較ができないので、広く利用されている「スピード指数」と比較してみます。

スピード指数とは?

ご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明しておきます。
スピード指数は、A.ベイヤーが考案した異なる馬場、競馬場の競走馬の持ちタイムを容易に比較できるようにしたタイム指数です。

日本では、これを改良した「西田式スピード指数」が広く使われており、スピード指数といえば、本家ではなく西田式を指します。

スピード指数は、過去のタイムから基準タイムを設定し、基準タイムと実際の走破タイムを比較します。この時に、馬場状態による差異をなくすため、馬場指数を開催日ごとに記録し、スピード指数の補正をします。

2017年~2018年のデータ比較

指数名件数勝率連帯率複勝率単回収率複回収率
総合指数1位633426.2%42.9%55.9%101.0%96.1%
総合指数2位633417.9%33.9%47.6%96.0%95.8%
総合指数3位633113.6%27.7%40.6%87.6%90.1%
総合指数4位632610.0%20.8%32.2%86.7%87.3%
スピード指数1位596320.2%35.0%47.0%82.1%82.6%
スピード指数2位608217.9%33.9%47.6%97.0%96.1%
スピード指数3位557511.0%22.8%34.0%72.4%82.4%
スピード指数4位530810.2%20.3%30.9%77.2%81.2%

条件を同じにするために、指数1位~4位までを単純に抜いています。ただし、両方の指数でデータが出ない新馬戦や、障害レースは除外しています。

スピード指数は、最低値を50として設定しました。

ざっくりとしたデータですが、複勝率、単回収率、複回収率ともに、総合指数のほうが上回っています。総合指数とは、シンドロームで利用している異常オッズ指数のひとつで、たいていの場合は相手馬の指名に使います。

最後に

我々シンドロームが、異常オッズを武器にしている理由がお分かりいただけましたか? 単純に的中率、回収率といった優位性が得られやすいためです。

スピード指数の研究は10年以上やっていましたが、必ずしも指数上位馬を狙えばよいわけでなく、その時々で平均値を見たり、過去成績順位(X、Y、Z)を見たりと、明確なルールがあるわけではないです。

その辺のアバウトさがスピード指数の人気なのかもしれませんが、逆にスピード指数だけでは勝ちきれない原因のひとつになっています。